珈琲

わたしたちのつくる「コーヒー」のこと

アチェ発、長崎育ちのシングルオリジンコーヒー

長崎はコーヒー伝来の地でもあります。その長崎で、わたしたちが自慢のコーヒーを作るに至るには、ふたつの出会いがありました。

ひとつは、インドネシア・アチェのコーヒー生産者さんとの出会い。家族で大切に栽培をされている誠実なコーヒー農家さんが、大手のメーカーに買い叩かれてしまうのが哀しい、という悩みを聞いたのがきっかけです。

もうひとつは、焙煎士さんとの出会い。せっかくいい豆を手に入れても、思うように焙煎できず試行錯誤していた時、世界を旅し、長崎を基盤に活躍する伊藤さんに出会えました。素晴らしい技と知識を惜しみなく提供してくれる力強い味方を得て、わたしたちのコーヒーは唯一無二、自信満々のコーヒーになりました。

種類は深い味わいのマンデリンと、穏やかですっきりしたガヨマウンテンの2種類。豆の個性がストレートに楽しめる、びわからにしか作れない、シングルオリジンコーヒーです。

焙煎士さんのおはなし

豆のポテンシャルと作業の丁寧さに惹かれました

理念と豆、両方に共感しています

びわからプロジェクトさんのコーヒー豆を焙煎するようになったのは、理念に共感したことはもちろん、豆にもポテンシャルを感じたからです。

世界中にコーヒーの生産地はありますが、インドネシアのアチェは環境がいいのでしょう、最初に豆を預かった時とても栽培がいいと思いました。コーヒーは環境や状態がダイレクトに反映されるんです。

豆を生かす作業所の精度の高さ

びわからプロジェクトの三和ゆめランドの作業所を訪れた際に非常に印象的だったのは、ハンドピックの精度の高さ。欠点豆は、雑味の原因になったり酸化を進めてしまうため、形の揃わない豆や割れた豆を取り除く工程がハンドピックです。美味しいコーヒーには不可欠ですが、機械では取りきれず、非常に手間がかかるのです。

ゆめランドの障がいを持ったスタッフさんたちは、とても集中して的確に、ハンドピックをしていました。あれだけの丁寧な作業は、なかなかできません。

びわからプロジェクトのコーヒーとは

豆の個性を引き出すのが焙煎の工程です。豆の状態や湿度温度など、様々な要因を見極めて、毎回調整しながら焙煎します。毎回気の引き締まる時間です。

コーヒーは一様に苦いものではありません。オリジナルの個性があるということを知っていただけると嬉しいです。中南米に比べて穏やかで静かな味わいの、インドネシア・アチェ産のびわからプロジェクトらしいコーヒーの味わいを楽しんでいただけたらと思います。

アチェ発、長崎育ちの
シングルオリジンコーヒー