枇杷

じまんのびわ茶のこと

農薬不使用、有機肥料のみ。
手摘みのびわの葉からつくる「オリジナル」

古来より“からだにいい”と伝えられ、仏教経典にも「大薬王樹」と記されているびわ。栽培発祥の地とも言われ、日本一の生産地であるここ長崎で、私たちが最初に作ったのが「びわ茶」でした。

地域で伝承的に作られてきたびわ茶を、私たちは研究を重ね、試行錯誤を続けて、完全なオリジナル商品にしました。

びわ茶の特徴として指摘される「えぐ味」はありません。杏を思わせる甘さ、ハーブティーのような爽やかさ、日本茶のような落ち着き、そして美しい色合い。すべて私たちだけのオリジナルです。

数本のびわの木から始まったびわ茶作りは、1000本以上になった今でも農薬不使用、有機肥料のみ。すべて手作業です。

そんなわたしたちのびわ茶。「おいしいね」「きれいだね」「他にはないね」と、お客さまの多くがリピートしてくださいます。とてもうれしいことです。

まだ大量生産はできないけれど、多くの方にわたしたちのびわ茶を味わっていただきたい、というのが正直な気持ちです。これからも一生懸命、がんばります。

びわからの「びわ茶」ができるまで

びわ茶は、びわの葉からつくります
素材の良さとこだわりの工程に自信あり、です

びわの葉を摘む

びわの木は常緑樹です。長崎の太陽のめぐみと海からのミネラル分がたっぷりの土地で、農薬を使わず育てた私たちのびわ。葉は色がしっかり濃く、厚いのが特徴です。木のバランスや葉の生育具合を見ながら、お茶に最適な葉っぱだけを手摘みします。

葉っぱの処理をする

雑味の原因部位を切り落とし、繊毛といわれる葉っぱの裏の白い産毛を布で拭い取ります。口当たりが格段に良くなります。根気と繊細さが必要な大切なこの工程、10年近いベテランによる手作業です。機械では代わりができないのです。

乾燥させる

びわの葉を細かく切り、1~2日天日干し。その後、さらに機械干し。老舗のお茶やさんも信頼するおおきな機械で干し、具合を見極めるのも、もちろん私たちのしごと。気温や湿度、葉っぱの状況は日々ちがうから、機械任せにはできません。

お茶を詰める

出来上がったお茶は、ティーバックに詰めます。繊細な味を楽しんでいただくために、テトラ型にこだわっています。風味を損なわないアルミのパッケージに形が崩れないように手作業で詰めています。

農薬不使用、有機肥料のみ。
手摘みのびわの葉からつくる「オリジナル」